糖尿病
最適のサポートを…
糖尿病診療の中に潜みまた糖尿病を持って生活される方々をとりまくスティグマ、アドボカシー、この問題に正面から対峙し根絶するために、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は2023年9月23日、糖尿病医療におけるアドボカシーの重要性や両会が取り組むアドボカシー活動、糖尿病の新たな呼び名を紹介しました。
「ダイアベティス」それが糖尿病に替わる新しい名前です。
患者の皆様お一人おひとりには、遺伝的背景や社会的心理的背景などの個性がございます。
意識しないうちに起こる診療上のスティグマにはいりこまないよう、それぞれの個性に応じて、最適の治療を行うことを大切にしていきたいと考えています。
糖尿病(ダイアベティス)をかかえたつらい状況の皆様に、最適のアドバイスとサポートを行うことこそが、私の診療への思いです。
かたよらない、バランスを失わない…
同時に、国際的で標準的な治療からずれが生じてはいけないと考えます。常に「最新の情報」と「偏らない正しい情報」に基づいて、バランスの良い治療でなければならないでしょう。医師個人の偏った考え方、特殊な趣向による治療、医師の自己満足的治療法の選択にならぬように留意し、患者の皆様が常に中心であり、よりよい健康状態を保っていただけるよう日々考えております。
学生時代から研究、そして現在…
学生時代に予防医学としての代謝学、栄養学に興味をもった私は、医師になって研修医を終了後、九州大学第3内科(現 病態制御内科)で糖尿病研究室に入り、糖尿病の臨床と、糖尿病血管合併症の基礎研究で医学博士号を取得しました。
その後、北九州医療センター糖尿病センター、県立嘉穂病院(現:済生会飯塚嘉穂病院)、済生会福岡総合病院で糖尿病診療のみならず、あらゆる内科疾患・救命救急業務に携わってまいりました。もちろんその間にも多くの糖尿病患者の皆様の診療にあたらせていただき、貴重な臨床経験を積ませていただきました。
それを基礎にクリニックを開業後も、糖尿病診療でも多くの患者の皆様と出会い、治療やサポートあるいはアドバイスを続け標準的治療を念頭に置きつつ、自分が積んできた多くの経験も加味して診療の質を向上させる努力をしてきました。 現在では、より標準的で、より患者の皆様の個性に合わせた、プロフェッショナルな見方と知識と経験で診療をしていくことができると自負しております。